焼杉は、主に西日本で使用されてきました。特に江戸末期から昭和初期にかけては、瀬戸内で盛んに使用され、塩飽諸島の一つである本島の「笠島地区」は、重要伝統的建造物群保存地区に指定され、今でも100棟あまりが当時の美しさを保ったまま現存しています。
これからも日本を護る、
瀬戸の焼杉。
100年以上前から人々の暮らしや
日本の原風景に寄り添い、
瀬戸内を護ってきた「本焼杉」を、
香川県の建築会社 細川木材がさらに進化させました。
外壁部材としての高い性能と他にはない意匠性、
持続性を持つ「瀬戸の焼杉」は、
瀬戸内だけではなく
世界中のすべての人の暮らしを護ります。
永く受け継がれてきた伝統製法で作られる本焼杉は、
地球にも人にもとても優しい建材です。
瀬戸内の家を護る
焼杉の歴史
焼杉は、主に西日本で使用されてきました。
特に江戸末期から昭和初期にかけては、瀬戸内で盛んに使用され、塩飽諸島の一つである本島の「笠島地区」は、重要伝統的建造物群保存地区に指定され、今でも100棟あまりが当時の美しさを保ったまま現存しています。
瀬戸内の家を護る
焼杉の歴史
瀬戸内で盛んに使われた背景には、当時の木造建築が潮風の影響で劣化しやすかったからだと言われています。この伝統技法は、東日本には伝わっておらず、関東地方で同様の仕上げをする場合には墨を塗る手法が用いられます。真っ黒な仕上げは世界的にも珍しく、その起源や西日本にしか伝わっていない理由についてはあきらかになっていません。
焼杉とは、杉板を焼いて表面を炭化させた木材です。
瀬戸の焼杉は巾270mmと通常の焼杉より巾広なので、かなり太い丸太を使用します。
また、その中でも赤身部分が多く元々耐久性高い材を選んでいます。
高い耐久性で
暮らしを護る
焼杉は炭化作用による高い防虫・防腐の効果で、海町の塩害に耐えられるほどの耐久性があり、本焼杉の耐用年数は50〜100年と言われています。また、シンプルな材料と製造方法で、工業製品のように廃棄がないので部分補修が可能です。塗装やコーティングに頼らず、ほぼノーメンテナンスで永く家を護ってくれます。
素材へのこだわりが
文化を護る
原料は地域の杉を使用することで、山の手入れができて、山を護ることにつながります。それは、地域の林業、運搬業、加工から製造業まで、地域の林業に携わる人の生活も護ります。また、輸入材に頼る必要がないので、供給の不安がなく、日本の杉を使った焼杉は日本の美しい原風景を護る意匠性の高い材です。
伝統を受け継ぐことで
環境を護る
本焼杉の製造方法では、製造過程でCO2をほとんど出しません。切れ端や端材は、薪ストーブや直焚きのお風呂の薪燃料として再利用できます。そもそも本焼杉を使用した箇所では産業廃棄物を出さないので、環境負荷を限りなく削減することができ、持続可能な社会を実現します。
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会社名株式会社細川木材
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所在地香川県高松市国分寺町福家甲425-11
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代表細川 太志
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TEL087-814-5390
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MAILsetonoyakisugi@fam.kagawa.jp
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定休日第2第4日曜日
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設立平成22年11月
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事業内容販売事業:木材・瀬戸漆喰販売
建築事業:新築・リフォーム・店舗